2023.10.23
全身脱毛に含まれる箇所とは?全身脱毛に含まれないのはどこかを解説

全身脱毛を始めたいけれど、どこからどこまでを指すのか、脱毛できる箇所はどれくらいあるか気になる人もいるでしょう。この記事では、全身脱毛に含まれる箇所や、サロンとクリニックの違いなどについて解説します。
最後には、クリニックの選び方についても触れていますので、選ぶ際の参考にしてみてください。
全身脱毛に含まれる箇所と脱毛できない箇所

全身脱毛に含まれる箇所は、サロンやクリニックによって異なります。これは全身脱毛の明確な範囲が決められていないため、それぞれの方針や考え方で決められるからです。
顔やVIOは全身脱毛に含まれない
ほとんどのサロンやクリニックでは、顔やVIOを全身脱毛の脱毛箇所に含んでいません。化粧のりが良くなり明るくなるといいますが、カミソリやシェーバーで処理しても同じです。
脱毛機では効果が出にくく、時間がかかることからも、全身脱毛プランには含まないようになっています。VIOは関しては、生理中のナプキンによる蒸れから解放されるメリットはありますが、量や毛質によっては必要としない人もいるからです。
また、デリケートゾーンはリスクが高い場所であることからも、希望者のみに施術するようになりました。
顔の部位が微妙に違う
広範囲で目立つ部位でもある額や頬、あごは、サロンにもクリニックにもどちらにも含まれていますが、皮膚が薄くリスクの高い場所は避けられています。高い技術力のあるクリニックでは、眉周辺や鼻の周りを顔脱毛に入れていますが、サロンではできないなどです。
乳輪周りが違う
乳輪の外側を範囲にしている、ギリギリまで脱毛できるなど、クリニックやサロンには違いがあります。
脱毛に使用される医療レーザーや光脱毛は、メラニン色素に反応するため、施術の際にやけどの恐れがあるからです。希望の人は、どこまで脱毛可能か確認しておきましょう。
粘膜部分の照射に違いがある
粘膜に近いIラインについてはリスクが大きいため、サロンでは行っていません。クリニックに関しては「毛が生えている部分のみ」できるところもあります。
高度な技術が必要な施術ですから、医師と相談して決めましょう。
サロンとクリニックの全身脱毛の範囲の違い

顔やVIOは、追加オプションで脱毛が可能です。サロンとクリニックでは、全身脱毛にどのような範囲の違いがあるのでしょうか。
サロンの場合
- 顔とVIO含む全身脱毛が選べる
- VIOは粘膜が除外、顔は皮膚が薄くリスクが高い場所はできない
- 鼻毛や耳毛、眉は脱毛できない
首から下の部分を含めて範囲となり、手の甲や指、足先までムダ毛が生えている箇所は脱毛可能です。
顔に関しては、サロンで使用している機械の種類によって細かい部分に違いがあります。粘膜がある鼻毛や、産毛が細かい耳、眼球がある眉周辺は脱毛範囲から除外されています。
クリニックの場合
- 顔とVIOは選択してプラスできるプランが用意されている
- 皮膚が薄い箇所や粘膜周辺まで脱毛可能なクリニックもある
- 眉周辺及び眉が脱毛範囲に含まれるクリニックがある
医療従事者が施術を行うため、リスクが高く敬遠されがちな範囲も脱毛できます。
全身(顔・VIO除く)
顔やVIOは皮膚が薄いため、刺激を感じやすい箇所です。
そのために「脱毛はしなくていい」もしくは、ここだけは安いサロンでやりたいと考える人も少なくありません。顔やVIOを追加すると高額になりますが、短期間で脱毛を終わらせられることから利用する人が増えています。
人がやっているからではなく、自分が必要とする箇所だけを脱毛したいのであれば、全身を選択すると良いでしょう。
全身+顔
全身脱毛に、顔脱毛をプラスしたプランです。ワキやVIOは先に脱毛を済ませてしまった、水着や露出が多いファッションで恥ずかしい思いをしたくない人が選んでいます。
結婚を控えて全身と顔脱毛を始める人もいますし、顔の産毛が濃く自己処理してもスッキリしない人にもおすすめです。顔脱毛でシミが薄くなる、肌の透明感がアップするなどの嬉しい効果を感じられることもあります。
全身+VIO
生理のときの蒸れを軽減するために、全身脱毛にVIOを追加するプランです。生理のナプキン蒸れやかゆみは、経血がアンダーヘアに絡むことで起きやすくなっています。
アンダーヘアを整えIOラインをすっきりさせれば、不快な期間も短くなり快適です。全身のムダ毛を処理できるため、水着姿にも自信が生まれるでしょう。
全身+顔・VIO
美意識が高く、美しさに妥協したくない、脱毛するなら徹底的にやりたい人向けのプランです。モデルのように人前に出ることが多く、肌を露出することが多い仕事や趣味の人に選ばれています。
ダンスやバレエを習っている人の中にも選ばれているプランで、高額にはなりますが後から追加するよりも料金がリーズナブルになるのも特徴です。
顔の「鼻毛や鼻、眉毛に眉下、耳毛やもみあげ」は、クリニックによってできる箇所が違います。自分に必要な箇所が含まれているかで判断しましょう。
全身脱毛に含まれない箇所はどこまで必要?

顔やVIOは、追加オプションで全身脱毛できるようなプランが用意されています。
部位によっては効果が出にくく時間がかかったり、痛みが強く脱毛の必要はなかったと感じるケースもあるようです。なんとなく周りがやっているから契約するのではなく、本当に自分に必要な箇所か、メリットも含めて考えてみましょう。
顔脱毛
男性と違い、女性にはひげがありませんし、産毛が濃くても自己処理で十分ケアできるものです。顔の産毛処理は気を使いますし、うまくできずに肌を傷つけてしまう人もいます。
産毛が濃い人は、定期的な処理に悩んだり化粧のりが悪かったり、肌のくすみが気になる人もいるでしょう。脱毛すれば、顔色が明るくなりスキンケアだけではカバーできない透明感もアップします。
さらに、カミソリで傷がつかないので肌荒れしにくくなり、シミが薄くなって肌がきれいになることもあります。
顔の産毛が濃く悩んでいる、繰り返す肌荒れを改善したいなら検討する価値はあるはずです。
VIO脱毛
生理中の臭いや蒸れに悩む女性も多く、ハサミでカットするとチクチクして不快なことから、脱毛を検討する人も増えてきました。デリケートゾーンを他人に見られることに抵抗がある、恥ずかしいから脱毛はやりたくないという人もいるでしょう。
蒸れの軽減やかゆみ防止など、女性特有の悩みはアンダーヘアがなくなると解決します。
毛量を減らす、必要がない箇所だけを脱毛するなどが選べるので、快適性を求めるのであれば検討してみましょう。
全身脱毛ではなく必要な箇所だけ脱毛するメリット・デメリット

必要に応じた箇所だけを脱毛するプランも用意されています。
この脱毛方法には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット:費用が安い
ワキだけ、腕や脚だけなど、目立つ箇所のみを選んで脱毛できるプランがあります。
部分的にムダ毛が濃くて困っているなら、目立つ部位だけの脱毛が可能です。ローンを組みたくない、短期間で支払いを終わらせたいならば、必要な箇所だけ脱毛できるプランがいいでしょう。
メリット:脱毛時間が短い
脱毛箇所が少ないほど、施術時間は短くなります。範囲が広い場所や顔VIOは30分、細かい部位は15分程度で、状態を確認しながら脱毛していきます。
仕事の帰りにサッとやって帰宅したい、休日に時間を使いたくないなら、部分的な脱毛のメリットは大きいでしょう。
デメリット:処理した箇所とそうでない場所が目立つ
ワキやVIOなど、他人からは見えない箇所は気になりませんが、腕や脚だけなど人目につく部位だけを脱毛すると境目がはっきり目立ちます。
水着や下着だけになると、処理していない肌がくすんで見え、処理済みとそうでない場所がわかりやすくなります。箇所によっては、全身脱毛したほうが良いケースもあることを覚えておきましょう。
全身脱毛は箇所で選ぶよりメリットが多い

全身脱毛には、部分的な箇所だけを選ぶよりも多くのメリットがあります。
ここからは、全身脱毛が優れている点を見ていきましょう。
全身脱毛を低価格で行える
全身脱毛と箇所脱毛では金額が異なりますので、高額な全身脱毛に躊躇する人もいるでしょう。
しかしながら、部分的な箇所脱毛を何度も繰り返すと、丸ごと全身脱毛するよりも金額が高くなってしまいます。全身脱毛を検討するならば、トータル金額が安くなるので全身脱毛がおすすめです。
クリニックでは医療ローンも用意していますから、毎月の負担を軽減できます。
自分では気にしていなかった箇所脱毛できる
鏡に映れば気になってしまう腕や脚など、人の目に止まる箇所はできるだけ早く脱毛したくなりますが、背中や肩、お尻などは、自分では見えない箇所のため見逃しがちです。
気づいたとしても、自己処理が難しい部分ですしプロに任せるほうがいいでしょう。
全身脱毛すれば、自分では処理が難しい部分もすべてきれいになるので、トレンドを意識したファツションや水着を自信を持って着用できるようになります。
自己処理回数が減る
お出かけ前にムダ毛のチェックや慌てて処理するのはできれば避けたいはずです。全身脱毛すれば自己処理の回数を減らせるので、肌を傷めることもなくなります。
背中やお尻など、自己処理が難しい部分はお手入れも楽になりますから、自分の時間を大切に使えるようになります。
全身脱毛をする際のクリニックの選び方

脱毛クリニックは数も多く、それぞれに特徴があるため、何を基準にクリニックを選べば良いのか困ってしまいます。
自分に合ったクリニックは、4つのポイントに着目して選びましょう。
医療レーザー脱毛器が自分に合っているか
医療レーザーは主に治療に使われており、以下の3種類を肌質や毛質に合わせて使い分けます。
レーザー種類 | アレキサンドライトレーザー | ダイオードレーザー | ヤグレーザー |
---|---|---|---|
脱毛効果 | メラニンの濃さに反応 | 高い | ひげやVIOなど根深いけに向いている |
産毛の脱毛 | 弱い | 効果が高い | 普通 |
日焼け肌・色黒肌への脱毛 | 不可 | 可能 | 可能 |
痛み | 弱い | 普通 | 強い |
熱破壊式は、髪の毛を作り出す細胞の「毛母細胞」と毛母細胞に栄養を受け渡す「毛乳頭」をターゲットにした脱毛方法です。毛の最も深い位置にある毛母細胞と毛乳頭に対して、高出力のレーザーをワンショットづつ照射します。
蓄熱式は、「バルジ領域」をターゲットにした脱毛方法です。
バルジ領域は、毛母細胞と毛乳頭と比べると浅い位置にあるため、低出力のレーザーをワンショットづつ照射します。クリニックによって採用しているレーザーは異なるので、ホームページで確認しておきましょう。
平均相場より高くないか
クリニックの全身脱毛相場を表にまとめました。回数は何パターンか用意されていますが、本記事では平均回数5回で比較しています。
全身脱毛プラン | 料金相場(税込) |
---|---|
全身+VIO+顔脱毛 | 5回285,201円 |
全身+VIO脱毛 | 5回225,212円 |
全身+顔脱毛 | 5回231,705円 |
全身脱毛(VIO・顔含まない) | 5回170,950円 |
全身脱毛都度払いプラン | 1回61,130円 |
脱毛が必要な部位はそれぞれに違いがありますので、どのプランを選ぶかは自由です。平均相場よりも安すぎたり高すぎる場合には、何らかのサービスが抜けていたり、必要ないものがプラスされているケースがあります。
キャンセル料や剃毛代金(そり残しが合った場合)、麻酔代金はオプションになるのかなども事前に確認しておきましょう。
キャンセルなどのルールが厳しくないか
脱毛は時間がかかるため予約制となっていて、予約や施術にはルールが決められています。キャンセル料や剃毛代金などが設定されているクリニックもありますので、事前にチェックしておきましょう。
ルールが厳しいクリニックは、予約も多く取らない傾向にあるために料金も高く設定しているところもあります。
自分が守れる範疇のルールであるかも、ホームページで確認しておきましょう。
予約は取りやすいか
脱毛は定期的に通う必要があるため、自宅や職場から通いやすく、予約が入れやすいかどうかは重要です。
無料カウンセリングで次回の予約が入れられる、LINEやアプリで予約やキャンセルできるかなどチェックしておくと安心できます。また、決まった曜日や時間帯があるなら、そこを中心に事前に何回分かの予約が取れるか聞いてみるのもいいでしょう。
まとめ

全身脱毛は時間がかかるため、できるだけ効率的なスケジュールで進めていくのが理想的です。
ペルルクリニックは、時間単位で脱毛できる新しい感覚のクリニックで、必要な部分から効率的に脱毛できます。平日は20時まで、土日祝日も19時まで営業していますので、少しでも興味のある方は、ぜひお気軽に無料カウンセリングにお申し込みください。